活き活きと働き成果を上げるために必要な組織づくりを目指します

2016年12月20日
承認コミュニケーション研修


「こんなにほめ言葉があるなんて知らなかった」
「職場ですぐに使ってみたいね」
冒頭の会話は、先日某病院の看護師向けに行った
「承認コミュニケーション研修」のグループ演習における
受講者の声です。
研修教材として一人60個の「ほめあめ」を配布し、
各人が60個のあめをグルーピングするところから
研修はスタートしました。
ほめあめのパッケージ裏面には
60種類のほめワードが記載されています。
受講者はそのワードを見ながら、部下向け/上司向けといった
対象者別、毎日用/月1用といった頻度別、
言われたい/言ってみたいといった使用者別等、
60個のあめを自由に分類していきます。
私どもが想像していなかった分類方法をする方もいて、
毎回発見もある楽しい演習です。
「承認」について興味喚起するための演習なのですが、
今回の受講者の皆様は非常に学習意欲が高く、
この演習を通じて承認コミュニケーション「ポイント」の
いくつかに気づいている方もいらっしゃいました。
看護師はじめ高度な専門職の方の傾向として、
自身の知識・スキル・経験に対する
評価・承認欲求が強くあります。
本研修内でも11個のモチベーション要因で
自分自身の承認欲求傾向を明らかにしていくのですが、
1つ意外だったのが、患者様やそのご家族から
感謝の言葉をもらう機会が昔と比べて
大きく減ったという話でした。
その影響もあってか、研修内とはいえ、
相互承認しあう時間は非常に有益だったとのことでした。
皆様の職場の承認コミュニケーションは
活発にされていますか?
2016年も残すところあとわずかとなり、
忘年会やクリスマスイベント等、
職場内でのちょっとした相互承認時間を設け、
互いの労をねぎらい、新たなモチベーションとともに、
新年を迎えてみてはいかがでしょうか。
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