コラム

2015年06月15日

「標的思考」で、モチベーションは変えられる!

伊藤 太陽(いとう たいよう)

伊藤 太陽

HRコンサルティング局
コンサルタント

「標的思考」とは、「標的」という漢字と「目」を組み合わせ、「目的」「目標」「標的」の3点の枠組みで考える思考法のことです。

「標的思考」は、何か企画をする際の思考法としても使えますが、今回は、モチベーションを上げ、行動を促進し、成果を出すための思考法としてご紹介します。「目的」「目標」「標的」はいずれも、モチベーションに影響を与える重要な要因です。

「目的」「目標」「標的」×「モチベーション」

1)「目的」×「モチベーション」

はじめは、「目的」です。「目的」によって、モチベーションは変わり、「目的」によって、モチベーションを上げることができます。

例えば、「ビジネス書を読む」を例に説明すると・・・。

①「上司から言われた。叱られないために、読む」②「自分自身のビジネススキルを強化するために、読む」

①②のケースで「ビジネス書を読む」とすると・・・

どちらがモチベーションが高まりそうですか?

(多くの方が、②と回答するでしょう)

このように、同じ行動を実行するとしても「目的」によって、モチベーションに差が出ます。

2)「目標」×「モチベーション」

次に「目標」です。

「目標」によって、モチベーションは変わり、「目標」によって、モチベーションを上げることができます。

例えば、①目標:「時間がとれる時はなるべく本を読む」②目標:「1か月で最低10冊本を読む」では、モチベーションに差が出ます。

目標は文字通り、「目で標れる」ものであり、①の目標では、目標達成したかどうかは、判断がつきません。私の経験値では、「目的」はしっかり定められていても、「目標」がセットで定められていないことが多いように思います。

目的と目標をセットで考えることで、成果は向上します。

3)「標的」×「モチベーション」

最後に「標的」です。

「標的」によって、モチベーションは変わり、「標的」によって、モチベーションを上げることができます。

「標的」の使い方にはミソがあると前回お伝えしましたが、ここでは、「目的」や「目標」を「絞る」という使い方をしてみます。

例えば、

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目的:「自分自身のビジネススキルを強化するため」

目標:「1か月で最低10冊本を読む」

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とおいた場合、

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標的:「(今月は)経営者の書いた本」

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とするのです。

これにより、広範なビジネススキルの中でも「経営に関する知識・スキル」が習得できることが分かります。何でもよいから10冊読むのもよいのですが、選択肢が広すぎて、選択に悩んだり、時間がかかる場合には、「絞る」ことで、本を選ぶ行動が限定・具体化され、行動に移りやすいのです。

まとめ

このように、目的・目標・標的を

「3点セットで」「関係性を考慮し」考えることで、モチベーション、行動、最終成果に 好影響を与えることができます。ところどころ疑問点もあったかもしれません。
応用編は、またの機会とさせていただきます。

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