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2020年05月18日
【2020最新調査公表】課題がわかっていても解決できない!? 組織マネジメントの中核を担うミドルマネジメントのボトルネックとは?
企業をとりまく社会環境が激変する今の時代、さらなる成長を遂げるために組織変革の必要性を感じている企業は少なくないでしょう。組織変革は経営層の力だけで成し遂げられるものではありません。社員が一丸となって取り組むべきことです。
ミドルマネジメント(課長・部長クラス)は、経営層が決定した方針を現場のプレーヤーに伝えるとともに、プレーヤーを取りまとめて現場を動かし、必要に応じて現場の意見を経営層に伝える役目を担っています。組織の上下の橋渡しをしているミドルマネジメントは、組織変革においても重要な役割を果たします。ミドルマネジメントが業務において感じているボトルネックを明らかにすれば、組織変革を進めるヒントを得られるのではないでしょうか。
従業員数200名以上の企業にお勤めのミドルマネジメント(課長・部長クラス)の方約500名を対象に行ったアンケート調査からは、ミドルマネジメントが抱えている課題とその理由が明らかになりました。ミドルマネジメントが業務において感じているボトルネックは、どんなところにあるのでしょうか。
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調査概要
「ミドルマネジメントのボトルネック実態調査」は以下の要領で実施しました。
・調査の目的:組織マネジメントに関してミドルマネジメントが抱えている課題を把握
・調査対象:従業員数200名以上の企業にお勤めで課長・部長クラスの役職に就いている方
・調査時期:2020年2月〜3月
スクリーニング調査:2020年2月14日(金)〜2月17日(月)
本調査:2020年3月16日(月) 〜3月17日(火)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査実施機関:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
・有効回答数:スクリーニング調査12,392 本調査531
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ミドルマネジメントの業務で最も重要なのは組織マネジメント
ミドルマネジメントの業務は多岐にわたります。自身が最も優先的に取り組まなければならないと認識している課題について聞いたところ、一番多かったのは「業務課題解決のPDCAについて、指揮管理を行うこと」でした。業務の中でも、組織マネジメントが最重要だと考えているミドルマネジメントが多いことが分かりました。

組織マネジメントの重要性を理解していても、実際の仕事は難しい
プレーヤーとしての実績を評価されてミドルマネジメントへと職位が上がると、仕事に対する考え方は変わるのでしょうか。自身がプレーヤーだったときと比べて、ミドルマネジメント独自の仕事の難しさがあるかという質問に対しては、8割以上の人が難しさを感じていると回答しました。その理由について尋ねたところ、「プレーヤーとしては必要とされなかったスキルが必要になったから」と、「プレーヤーのときに経験したことのない業務だから」という回答が大半を占めました。
ミドルマネジメントは組織の課題を把握し、その重要性についても理解しています。しかし、プレーヤー時代とのギャップに戸惑い、組織マネジメントが十分にできていないと考えている人が多いと推察されます。

組織マネジメントにおけるボトルネックとは?
組織マネジメントに関して難しさを感じる内容について尋ねると、「実行計画の策定」、「具体的な施策の策定」、「最適な役割分担」といった回答が多く挙げられました。ミドルマネジメントが組織課題に取り組もうとしても、計画段階で困難を感じてしまっている実態が明らかになりました。
さらに、組織マネジメントを確実に実行するための手段について尋ねた結果からは、ミドルマネジメントが知りたいと思っていることが浮かび上がってきました。
「ミドルマネジメントのボトルネック実態調査」のアンケート内容および回答の詳細を載せた調査レポートをご用意しています。レポートでは、組織マネジメントがうまくいかない2つの理由をアンケート結果から導き出しました。それらのボトルネックを解決して、組織マネジメントを円滑に実行するための方法を考察しています。
続きは、以下の調査レポートをご覧ください。
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